菱野温泉には2つの温泉旅館があり、
菱野温泉上の湯薬師館、下の湯常盤館と呼ばれておりました。
この菱野温泉は古くから名の知れた
療養温泉で、浅間山登山基地島崎藤村の『千曲川のスケッチ』にも、「この山番にある尾の石は、高峰ととなえる場所の一部とか。
尾の石から菱野の湯まで十里ばかりで、毎日入浴に通うこともできる」と「菱野の湯」が出てきます。
その他、野口雨情はじめ俳人画家が訪れた温泉地として知られています。
洞窟を通って浮島風呂へ 菱野の先人が本物の岩で造った洞窟。岩肌からは湧水が流れ、苔が生える。 薬師堂の山の一部となった洞窟は、自然と調和しています。
現在は、疲労回復や癒しのため「整い」を
求める方が訪れる温泉の源泉を使った
水風呂もあり、コアな人気を集めてます。
下の湯 薬師館 浮島風呂 熱風呂と水風呂があり、交互に入浴すると、 新陳代謝が促進され疲労回復に効果がると言われています。
また、泉質上「湯の花」が見ることができ温泉の雰囲気を存分に味わうことができます。
一番上の湯が熱風呂 2番目がぬる風呂 3番目が冷風呂。 熱風呂と冷風呂を1分間、交互に3回ずつ浸かると、疲労回復に効果があると伝えられています。
江戸時代初期の小諸城主が建てたと言われるこのお薬師さん。当時、縁日にはお祭りが盛んに行われ人々がとても賑わった場所だったようです。その交流の中で、運命の人と出会うことが多くあったと言われています。
石段の先には、小諸市の彫刻作家である内堀功が作ったと言われる結び観音もあり、神秘的な空間を演出しています。また、八ヶ岳連峰や蓼科山、霧ヶ峰が一望できパノラマ眺望も一見の価値あり。
子宝の湯「浮島風呂」へ続く洞窟道。菱野の先人が本物の岩で作った洞窟です。岩肌からは、湧水が流れ、苔が生え、見事に自然と調和した風景で心が躍る道です。
天然洞窟のため、雨降りの日は傘をさして自然の雰囲気をお楽しみください。
菱野の浅間山麓のおいしい水をどうぞ。通常より鉄分多く含むお水です。また、レトロな看板やポスターなど、まるで園庭を歩いているような和の雰囲気をお愉しみください。
ダイニングレストランujoは菱野温泉郷を一望できます。
名前の由来は薬師館に訪れ菱野小唄の作詞をした童謡作家、野口雨情さんからです。
小諸のそばと地元の味をカジュアルにちょっとだけおしゃれにお楽しみいただけます。
全館禁煙の薬師館ですがここだけは喫煙OK!
喫煙者には憩いの場所です。